(※このページは2022年12月9日に更新されました)
群馬県はパワースポットがたくさんあるわね
県内は山に囲まれる形になったいるし、この地域は山岳信仰が盛んだったと言われているよ
群馬県内には100近くの山が存在しています。
有名なところでは、赤城山、榛名山、妙義山、浅間山などがあげられます。
その代表的な山々を筆頭にたくさんの山が山岳信仰の対象だったとされています。
山岳信仰とは、山には圧倒的な霊力があり、その山に籠り修行することにより力を分けてもらおうとする信仰です。
私も修行とはいかないものの、
そのパワーを貰おうと参拝しに行ってきました。
この記事は、妙義山と妙義神社についての情報を書いています。
「妙義神社のご利益は?」
「妙義神社ってどこにあるの?」
こんな疑問を解決できる記事となっております。
また、有名どころの榛名神社への参拝記事もありますので合わせてお読みください。
- 妙義神社の成り立ち
- 妙義神社の由来
- 妙義神社へのアクセス
- 妙義神社の見どころ
- 家族3人(赤ちゃん)で参拝まで行ってきた様子
妙義神社とは
妙義の名は、後醍醐天皇に仕えていた権大納言長親卿が山を見て「明巍(めいぎ)」と名付けたことが後に妙義となったと言われています。
※明巍とは、「明明巍巍」と同意義で、山などの高く大きいさまが、はっきりとして疑わしくないという意味です。
妙義神社の創られた理由は定かではありません。
一説によると、波己曽大神の祭神の霊を他の神社に分霊し祀り、
神仏の来臨を願ったのが始まりと言われています。
波己曽とは岩社の意味で、妙義山を神の御神体とする山岳の信仰に繋がっているとされます。
時代としては、537年又は539年~571年頃です。
妙義神社は謎めいていますね。
しかも、その作りは約1500年前とは思えない程見事で鮮やかな作りです。
群馬県最大のパワースポットと言われています。
なぜ、そのように言われるのかは、下の方で書いていますので確認してみてください。
妙義神社に一歩足を踏み入れれば、その神聖な雰囲気に圧倒されるます。
妙義神社の総門は国の重要文化財に指定されており、波己曽社は県指定重要文化財となっているほどです。
また、本社(本殿・弊殿・拝殿)も国指定重要文化財となっており、妙義神社の重要性がうかがえます。
場所はどこにあるの?
所在地:群馬県富岡市妙義町妙義6
TEL: 0274-73-2119
境内の参拝
入館時間:
入館料:無料
宝物殿・御殿
入館時間:9時~17時(12/20~1/10を除く)
入館料:
※団体は30名以上になります。
大人・中学生以上 | 小学生 | 団体の大人・中学生 | 団体の小学生 |
200円 | 100円 | 160円 | 80円 |
※コロナウィルスの為しばらくは休館するとの事
定休日:
アクセス:
車で行く場合
関越・上信越自動車道 松井田・妙義ICから5分。
駐車場:
道の駅みょうぎが無料駐車場となっています。
下に道の駅みょうぎホームページのリンクを貼っておきます。
普通車89台、大型車8台停められます。
神社は歩いてすぐのところあります。
電車とタクシーを使用する場合
- JR高崎駅から信越線 松井田駅で下車。タクシーで10分。
- JR高崎駅から信越線 磯部駅で下車。タクシーで15分。
ホームページ:https://www.myougi.jp/index.html
地図:
妙義神社のご利益
妙義神社の祭られている神様とはなんでしょうか?
日本武尊「ヤマトタケルノミコト」
豊受大神「とようけのおおかみ」
菅原道信公「すがわらのみちざね」
などを祀った神社とされています。
神々のご利益
各ご利益は以下の通りです。
日本武尊
- 国土平穏
- 五穀豊穣
- 商売繁昌
- 出世
- 開運招福
- 除災
- 交通安全
- 試験合格
豊受大神
- 五穀豊穣
- 商売繁盛
- 開運厄除け
菅原道真公
- 合格祈願
- 学業成就
- 五穀豊穣
- 技芸・芸能
以上の事から、ご利益は総合的に見ても、
群馬最強を誇るパワースポットと言われる由縁を感じられます。
妙義山の天狗
妙義山には、3人の天狗がいるとされています。
1人目は、上野妙義坊といい妙義山の天狗の中で最長老の天狗です。
関東を代表する天狗だそうです。
2人目は、妙義日光坊といい日光から山を移ってきた天狗です。
3人目は、金洞山長清法印といい父の仇の為に金洞山に住んで修行をしていたが、
途中で空しくなり仏門に入ったという天狗です。
妙義神社の見どころは?
妙義神社の見どころと言えば、国の重要文化財に指定されている「総門」です。
1500年前とは思えない程美しい作りです。
全面に漆塗、彩色を施した華麗な建物です。
これは、江戸時代後期の八脚門の代表的な遺構となっています。
「唐門」をくぐると、黒漆塗り、権現造りのとても豪華な「本社」があります。
そして、本社の裏手に隠れた秘密があます。(後ほど)
県指定重要文化財の波己曽社(はこそしゃ)は階段を上っていく途中の右手にあります。
もともとはこちらが本社でした。(旧本社)
こちらの脇の道を進んで行くと宝物殿があります。
宝物殿では拝観料を払い中を見る事ができます。
現在は残念ながらコロナウィルスの為く当分の間休館となっています。
登山コースには2種類あります。
ふれあいコースと上級者コースがあります。
上級者コースはほんとに過酷なコースです。
警察への届け出や準備なしで入山はできませんのでご注意ください。
妙義神社の参拝
家族3人(赤ちゃん1人を含む)で参拝に行った様子です。
車で妙義神社へ向かいました。
駐車場は道の駅みょうぎに停めさせていただきました。
ちょうど妙義神社の入口の大鳥居の近くにあります。
こちらの駐車場が妙義神社の公式ホームページでは推奨の場所となっていますので、
安心して停めてください。
道の駅の物産センターでは、朝採り野菜や珍しいタラの芽、うど、椎茸、下仁田ネギの苗なども買う事ができます。
詳しくは物産センターホームページで確認してください
また、妙義神社では参拝までのルートにトイレが見当たらなかったので、
こちらで済ませてから行く方が良いと思います。
道の駅みょうぎから出て左に曲がり、真っすぐに行くとすぐに大鳥居が見えてきます。
ここから真っすぐに登っていくと神社に行けますので迷う事はありません。
途中で、登山ルートがあり、分かれ道になるところもありますが、
しっかりと看板が立っていますので心配はないと思います。
鳥居をくぐり坂道を登っていくと、神社の入口が見えていきます。
ここから更に坂道が続いていきます。
しばらく行くと総門が見えてきます。
この先は階段が続きますが、古くからの石造りのごつごつした階段です。
階段幅も短いかったり長かったりとまちまちですので、登る際は十分お気を付けください!
総門の高さは高さ11m程あります。
切妻造りで出来た3間1戸の総門です。
極彩色に塗られていて見る者をひきつけますね。
江戸時代までは別当時の仁王門に使われていたそうです。
写真の仁王像は右側が「阿(あ)」、左が「吽(ん)」という名がついています。
あうんの呼吸というのは、口を開いた「阿(あ)」と口を閉じている「吽(ん)」が、
「呼気」と「吸気」の意味を示しており、両社が息を合わせる姿をそのように呼ぶようになったとか。
今回はあかちゃんを連れての参拝がメインでしたので、登山ルートは使用しておりません。
登山ルートは上級コースは注意が必要です。
この上級者コースは白雲山から金洞山の山頂へと向かうコースです。
登山で入山する時は、しっかりと計画を立て、入山カードも作成し提出しなければなりません。
コースには、鎖で登ったり下りたりと、順調に進めるコースでありません。
YouTube動画にて上級ルートの登山の様子を見る事ができます。
ホントに上級者向けすぎて、登山未経験の私としては、
正直「ぞっと」します。
登山ルート案内板の先の階段を上ると、右手に波己曽社見えてきます。
近くに手水舎がありますので、清めておきましょう。
波己曽社はもともとはこちらが本社でした。
つまり旧本社という形になります。
妙義山と妙義神社はそれぞれ波己曽山と波己曽神社というように呼ばれて祀られていたようです。
波己曽社の脇道(池のある方)を進んで行くと、裏手に聖徳太子の石碑?
聖徳太子との関連を調べましたが分かりませんでした。
ウラジロガシは県指定の天然記念物です。
1994年3月25日に指定されています。
ウラジロガシの先に宝物殿がありました。
しかし、残念ながらコロナウィルスの影響の為、当分休館するとの事です。
本社へと続く直線階段です。
この階段は165段あります。
とても急な坂の階段です。
上から見ると、もはや断崖絶壁を思わせるほどの急な階段です。
こちらを上るのは大変だという方は、右手に緩やかに登っていける道があります。
そちらをお使いください。
緩やかの上り階段の方も、天然の石で作られた、いびつな階段なので、
気を付けて登らないと踏み外します。
事らのルートでしか見られない物がたくさんありますので、
行きと帰りでルートを分けた方が良いかもしれませんね。
途中でこのような積石を多数見る事ができます。
「なんだか気持ちが悪いなぁ」と思いました。
なぜなら、積石には2つの意味が込められているからです。
神を祀る事と死者の追悼。
私は後者だと思ってなんとなく嫌な感じがしたのですが、
どうも前者の意味合いで、願掛けのようなものもあるらしいです。
165段階段と緩やかな階段が唐門でルートが合流します。
唐門をくぐると、いよいよ本殿となります。
唐門から豪華さが伝わってきますね。
唐門の天井を見ると龍が描かれています。
この金の龍は本殿の装飾にも使われています。
金の龍は、大地や豊穣を司る龍神様で、家庭運・頭脳運・事業運を司るとされています。
本殿、幣殿、拝殿は代表的な権現造りである。
本殿は、拝殿と共に黒漆塗銅茸入母屋造りであり、拝殿は正面に千鳥破風をおき、
その前に唐破風の向拝屋根を張り出している。
妙義神社公式ホームページより引用しています
本殿の左右の側面には竹林と老人が彫られています。
これは、老荘思想という中国の思想の話に出てくる竹林の七賢(嵆康・阮籍・山濤・向秀・劉伶・阮咸・王戎)を表していると言われています。
文献の中では七賢が集団として活動したという記録は残っていないという。
本殿をぐるっと裏に回り込むと、天狗を祀っています。
妙義山には3人の天狗がいるとされています。
天狗信仰が本殿のみならず、いたるところで目にする事ができます。
無事参拝も終わったので帰るところです。
出口付近で並んだ祠がありました。
とても長い時間この神社を見守ってきたのですね。
そして、最後に、
神社にはなぜ細かい石が敷き詰められていると思いますか?
この丸い石は玉砂利と呼ばれています。
玉砂利の「玉」は、たましいの魂、霊のたま、御霊(みたま)を意味しているそうです。
そして、合わせて「美しいもの」「大切なもの」という意味もあるそうです。
砂利は、本来じゃりは細かい石「さざれ(細石)」からきています。
また、歩いた後に「ジャリ、ジャリ」と音を鳴らす事で穢れを落としているそうです。
最後に
妙義神社はいかがだったでしょうか?
今回は平日に参拝に行きました。
参拝客は少なく、上に行くほど静寂が広がっており、
神聖な雰囲気が漂っていました。
なんだか空気もピリッとしている感じがしまいた。
流石は群馬最強のパワースポットです。
壮大な妙義山と豪華絢爛の神社に圧巻でした。
赤ちゃんを連れての参拝でしたので、今回は登山は止めました。
機会があれば、もちろんまったりコースで登山をしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
<終 ~妙義神社のパワースポットは群馬県随一!スピリチュアルな雰囲気を堪能しよう!~>
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