(※このページは2022年10月31日に更新されました)
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皆さん、日々介護を勉強をしていますか♪
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もう6回目なんですね!
今回もよろしくお願いします♪
この記事には次の事が書いてあります。
- 「アセスメントってそもそも何?」
- 「アセスメントに重要な事って?」
- 「仕事にどのように活かしたらいいの?」
こんな疑問を持った方へ向けて書いています。
はじめまして!
私はmoeberryといいます。
介護業界を10年以上経験しています。
現在、育児で休職中している間に介護に役立つ情報をできる限り発信ししていこうと思っております。
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皆さんは、アセスメントについて、どのような知識をお持ちでしょうか?
「何だか難しく考えてしまいます」
介護では生活の支援していかなければなりません。
どのように相手の欲求を満たすのでしょうか?
この記事では、介護の情報をとても簡単にわかりやすく解説していきます。
前回の記事はこちらです
アセスメントとは
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「アセスメントとは何でしょうか?」
ズバリ、
「人や物事を客観的に評価・分析すること」
仕事に携わるとよく耳にします。
「ご利用者のアセスメントをしっかり行いましょう!」
介護では必ず言われる言葉です。
介護の基本といえるでしょう。
アセスメントを通じてご利用者の抱える問題点を明らかにしましょう。
「アセスメントで、評価する人、それぞれに全く視点が違ってしまったらどう思われますか?」
ご利用者のアセスメントで、もし見落しがあったとしたら、どうでしょう。
その人に適切な介護は出来ませんよね。
そのような事が無いように、ある法則に沿って書き出していくわけです。
その基準となるのが「ICF」です。
では、ICFとは何でしょう?
「国際生活機能分類」と称しています。
簡単に言えば、その人の性質を分類し、総合的に判断できるようにする事。
厳密には、その人を分類する際はプラス面を重きを置きQOLを目指しています。
「プラス面をとはどういうことでしょうか?」
介護現場の例えで考えます。
その人の出来ない事に注目すると…
「一人で排泄が出来ない」「歩くのは困難」「入浴できない」
できない事ばかりに重きを置いて考えます。
その情報で、その人をどのように介護していくかを検討します。
できない事ばかりに注目しているので、
「一人で排泄が出来ない」
↓
「じゃあ、トイレ介助しよう」
↓
「尿意がなさそうだ、オムツにしちゃおう!」
極端ですが、介護現場ではこうなります。
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その人にあった必要な介護に変更するのと、
介護者の都合のいいように変更するのとでは大違いですね
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ここでQOL持ってきます。
QOLの定義とは、何だったでしょう?
「生活の質」でしたよね!
先ほどの判断では生活の質は向上しません。
むしろ、どんどん落ちていきます。
例えからわかるように、
アセスメントをする上では、プラスになる事を抽出し、
自立した支援のための、解決すべき課題(ニーズ)を導き出す事が大切なのです。
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介護過程では、
ケアマネージャーがアセスメントしケアプランの作成を行い、
介護職員がケアプランを基にアセスメントを介護計画書の作成を行います。
ICFを詳しく解説
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ICFとは、先ほども書きましたが「国際生活機能分類」です。
基本は、生活機能・健康状態・背景因子の3つの要素
上の図で言うと、
- 生活機能は、心身機能、身体構造、活動、参加の事
- 背景因子は、環境因子、個人因子の事
- 健康状態
これらの構成要素が相互に作用することで情報を広範囲に捉えることができます。
補足なのですが、
以前は障害に関してはICIDH(国際障害分類)を使い作成されていました。
現在は障害に関してもICFに共通化されています。
「なぜICIDHをやめたのですか?」
簡単に言うとICIDHを使用することで以下の不具合が生じたためです。
- 障害というものを否定的捉えている。
- 機能障害が原因で能力低下や社会的不利が発生する結果が導かれる。
ICFを使用しアセスメントするのは慣れない難しく感じるはずです。
介護初任者研修では、このようにアセスメントしていることを理解しましょう。
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その人の情報はほんとにたくさんあります最初からつまづかないようにしたいですね!
介護福祉士の試験対策
介護過程の展開
- 利用者の自己実現の目的の達成に向けたもの
- 根拠に基づいた介護の実践を可能にするもの
- 客観的で科学的な思考で実践する過程のこと
- 情報収集と分析
- 生活課題の明確化
- 目標の設定
- 支援の決定
計画の実施
実施状況の把握と記録
短期目標ごとの達成度の評価
計画の継続と修正の検討
STEP1からSTEP4までいったら、STEP1に戻る。
仕事への活かし方
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アセスメントについては、いかがだったでしょうか?
職場では、きちんとアセスメント出来ている人はほとんどいません。
更にいうと、ケアマネが作成したケアプランに目を通していない介護職員もたくさんいます。
介護初任者研修を修了し、意識を高く持った状態で仕事に就いた時に、
ケアプランに目を通さずに、介護をしているベテラン職員に違和感を感じたりします。
例えば、初めて接する利用者の介護を任されたとします。
ケアプランや介護計画書が頭に入っておらず、
きちんとアセスメントもできていない状態で何をどうすればいいのか、
分かるはずがありません。
「分からなかったら、聞かなきゃだめだよ!」
と言ってくる職員もいるでしょう。
そもそも、しっかりとした方向性を示せない指導者が良くないので、
気にする必要は全くありません。
その状態で任せられるのは、ご利用者の信頼や、
一度の失敗で起きた事故で、ご利用者の生活に支障をきたすかもしれないのです。
ですが、
「あの人にきちんと言われなかったから!」
「私は知らなかったんです!」
これは通じません。
確かにしっかりと指導ができない職員が圧倒的に悪いです。
しかし、仕事に就いたら、ご利用者にとっては1人の介護職員です。
では、こうならないためにどうしたらいいのか?
自分の目で、アセスメントシートやケアプラン・介護計画書や手順書を確認しましょう。
そして、自分でコミュニケーションをとり、目視で確認しましょう。
そのような癖をつけると、何も考えずに作業的に仕事をしている職員と比べて、
日がたつごとに圧倒的に介護のスペシャリストに近づいていきます。
そして、介護にたいして多面的なアプローチが出来るようになってくるはずです。
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単純に作業をこなすことが介護士ではないですよねぇ
考えながら仕事しなきゃ!
次回もよろしくお願いします♪
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次の記事はこちらです
<終 ~「アセスメントとは?」介護福祉士試験対策(初任者研修、仕事対策も有)~>
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