(※このページは2022年1月3日に更新されました。)
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群馬で最近始まった神社をめぐるイベントがあるみたいよ!
行ってみたいなぁ
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それ、神玉を集めるってものだよね。どんな神社がやっているのかね
群馬県の7つの神社を巡拝し、7つの神玉を集めるイベントが好評らしいです。
私はこの情報を得てからすぐに行動に移しました。
なぜなら、イベントは好評ですが、いつ終わるかわからないイベントなのです。
神玉も手に入りにくいという話を聞いたので、さっそく開始しました。
どんなご利益を得る事ができるのかワクワクしています。
そして、7つ集めると最後に何やら楽しい事があるみたいです♪
- 進雄神社の事
- 進雄神社の御利益について
- 進雄神社の境内の様子
- 神玉と白孔雀
動画で確認すると、進雄神社の様子はとても分かりやすいと思います。
進雄神社とは?
進雄と書いて「すさのお」と読みます。
名前の通り、スサノオが御祭神です。
スサノオの名前の表記は書物により違いがあります。
- 「古事記」では、建速須佐之男命、速須佐之男命、須佐之男命
- 「日本書紀」では、素戔男尊、素戔嗚尊等、須佐乃袁尊
- 「出雲国風土記」では、神須佐能袁命、須佐能乎命
※この記事では「スサノオ」を須佐之男命と表記します。
この神社の始まりは、清和天皇の詔により、尾州津島神社から神様を招きお祀りし他の事と言われています。
ちなみに、詔(みことのり)とは文書にて正式な命令とする意味です。
かつて疫病が蔓延した際の厄除けや健康成就のお願いができる神社として崇敬されてきました。
戦国武将も崇敬したとの記録もあります。
また、須佐之男命と共に国津神の稲田姫之命(クシナダヒメ)や他24神が祀られています。
日本では「神様と仏様は同じ」という神仏習合と考えられていました。
しかし、明治の初めに別の存在であるという流れが起き、神様は神社に仏さまはお寺にお祀りするという「神仏分離」が行われました。
もともと「天王宮」と親しまれていたこの神社も、その時から「進雄神社」と名前を変える事となりました。
その当時の宮司が主祭神である「スサノオ」の命様を社号としたそうです。
須佐之男命について
須佐之男命は天照大神(アマテラス)や月読命(ツクヨミ)と合わせて三貴子と呼ばれています。
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黄泉国から帰ったイザナギ神が身を清める際に脱いだ衣服から神々が生まれました。
体を清めたときに禍の神々が生まれ、
禍を直そうと神々が生まれ、
水に潜ると港や海の神が生まれました。
最後に顔を洗った時に、左目から天照大神、右目から月読命、鼻から須佐之男命が生まれました。
この三柱の貴き子を「三貴子」と言って大変喜びました。
天照大神に高天原の統治を、月読命には夜の統治を、そして須佐之男命には海原の統治を任せます。
須佐之男命は、母の国へ行きたいと言い泣いて叫ぶ子供のようにせがみました。
それはイザナギの怒りを買い追放されます。
地を去る前にと天照大神に別れの挨拶をしに行くが、天照大神は弟が攻めてきたと思い武装して対峙する。
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須佐之男命は潔白を証明すべく誓約(うけひ)を行い証明されます。
しかし、高天原で粗暴な行いを繰り返します。
天照大神は、増していく粗暴に恐れて天の岩戸に隠れてしまいます。
出雲の地へ降り立った須佐之男命は、そこで八岐大蛇への生贄にされそうになる櫛名田比売命(クシナダヒメ)に出会う。
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八岐大蛇を退治した後に櫛名田比売命を妻としてそこに留まる。
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須佐之男命は、このように泣いて叫ぶ子供のような一面があるかと思えば、凶暴な一面を持つ。
しかし、出雲では一転して英雄的な性格も持ち合わせています。
須佐之男命のご利益は、このエピソードから分かる通り、多面性のある神様ですので多彩です。
力強さが「厄除け」
海原の統治から「水難除け」
その他にも、病難除け、火難除け、五穀豊穣、学問上達、縁結び、開運となっています。
進雄神社を散策
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車でアクセスしています。
駐車場は150台停められる大きな駐車場です。
少し奥まったところにある駐車場なのでちょっと分かりにくいです。
駐車場から大鳥居のある入口へは回り道する形になります。
一の大鳥居から100mほどの参道があります。
初詣などのイベントごとでは、この道にたくさんの人たちが並びます。
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こちらは二の鳥居です。
ここから、進雄神社の境内に入っていきます。
年末に撮影したので、初詣の案内など前後しています。
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石畳を進んでいくと右手に手水舎が見えてきます。
身の清め方
- 先ず左手をすすぎます。
- 次に右手をすすぎます。
- 左手に水を受けて口をすすぎます。
- 最後に今一度左手をすすいぎます。
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手水舎の反対には双子道祖神があります。
そして、隣にある立て札は「高井家文書」について書かれています。
こちらは市の指定重要文化財になります。
素通りしてしまうほどあっさりと立っています。
「高井家文書」は関東管領上杉憲當(憲政:のりまさ)や、彼を越後に追いやった小田原城主の北条氏康、最後の和田城主和田信業、武田勝頼の重臣跡部勝資、北条氏邦(氏康の子)・氏直(氏康の孫)という戦国時代(16世紀末)に、現在の高崎市域に勢力をはった武将から受けた書状19通です。
高井家文書 Wikipediaより引用
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何やら通れない橋が出てきました。
こちらは、太鼓橋です。
太鼓の胴のように真ん中が半円形に沿った橋をいいます。
こちらは神様が渡る橋となっております。
周りには結界が張っているため、人は通ることができません。
橋の左右を渡りましょう。
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橋を渡り右手には御神池があり、真ん中に「水天宮さま」祀られています。
水天宮さまは水の守護神として、水難よけや安産の神様です。
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橋の左手には神馬がお目見えします。
こちらは大神様が乗る馬です。
「足腰丈夫は薬いらず」といい、足や膝の悪い方はその部分を撫でることでご利益を頂けます。
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御神木の右近の橘があります。
今が時期で、冬のこの時期に黄色い身をつけます。
この木は、大正時代に皇居の参内から際実をいただいたものだそうです。
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拝殿でお参りをする前に、神楽殿の前を通り天神の丘を回ります。
天神の丘には石宮が12あります。
左か順に十二支を表しています。
自分の干支にお参りをしましょう。
学業成就、叡智向上の御利益があるとの事です。
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天神の丘より拝殿に向かうと左手に天王稲荷神社が見えてきます。
鳥居が並んでいるだけで心がざわざわとしワクワクして今うのは私だけでしょうか。
お参りをしていきましょう。
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いよいよ拝殿にて参拝をしていきます。
手前の狛犬がとても立派です。
じっと見つめて撮影を忘れています…。
ブログ以外にYouTubeチャンネルも開設しております。
そちらで狛犬を確認することができます。
よかったら下をクリックして見てください!
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祓戸大神
禍事、罪、穢れを祓い清め
清浄に譲り導く神
瀬織津姫神(せおりつひめのかみ)
罪・穢れ・悪しきことを海川に流す神
速織津姫神(はやあきつひめのかみ)
海、川で禍事、罪、穢れを飲み込む神
気吹戸主神(いぶきどぬしのかみ)
悪しきことを根國・底國に息吹を放つ神
速佐須良姫神(はやさすらひめのかみ)
根國・底國で禍事、罪、穢れを消滅させる神
神玉と特別な御朱印
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神玉や神玉ケースは拝殿左手にて購入することができます。
限定イベントの為、数に限りがあると思います。
当初500個用意したものがすぐに完売したそうです。
現在は新たに1000個発注したとの話。
イベント自体いつまでという事はまだ決定していないので、集める方はお早めに行かれることをおすすめします。
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神玉イベント限定の御朱印を購入しました。
全部集める事には最強の御利益を得ていることでしょう。
といっても、まだ1社なんですけどね。
幸運の白孔雀
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境内の奥の方、ちょっとわかりにくい場所に白孔雀がいます。
この孔雀はインドクジャクです。
人間がインドクジャクの飼育を行った歴史は古く4000年前から貴重なとりとして扱われてきたそうです。
孔雀は毒虫や蛇を攻撃するらしく、益鳥として尊ばれる存在でした。
仏教では、「孔雀明王」の名で信仰に取り入れられることもあります。
私は、白孔雀を始めてみたのですが、とてもきれいでした。
機嫌がよいと、撮影時は羽を大きく開いた姿をみせてくれるそうです。
ちなみに、白い孔雀になる要因は、アルビノと白変種の2種類に分かれるそうです。
アルビノは稀で、白変種がほとんどだとか。
進雄神社には白孔雀が3羽、普通の孔雀が1羽いました。
裏手の分かりにくい場所にいるので、訪れた際はぜひ探してみてください。
案内
進雄神社
所在地:群馬県高崎市柴崎町801
お問い合わせ:027-352-1839
御朱印受付時間:9時~17時
アクセス
車 関越自動車道高崎インターより10分程です。
駐車場:普通車150台あり(無料です)
電車 JR倉賀野駅より徒歩30分ほど
ホームページ:https://susanoo.ne.jp/
備考:神玉のケースが不足しているようです。各神社でケースが販売されていますので、進雄神社で購入できなかった場合は、他の神社にて手に入る可能性があります。
地図
最後に
![](https://moeberry.blog/wp-content/uploads/2023/01/5d79aaed0c0f94bef9632a5428b02e8e-800x450.png)
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いかがだったでしょうか?
今回、上州巡拝の旅、神玉集めの初神社として「進雄神社」を訪れました。
この神社は、実は私が小さい頃に初詣で来たことがある場所です。
あの時から時を超え、神玉集めのイベントに参加することになるとは思いもよりませんでしたが…
しかし、30年くらい前に来た時と比べても、この場所は時間が止まっているような不思議な感じを受けました。
それは、以前と変わらず神聖な場所としての空気感や、どこか懐かしさを覚える場所の記憶が、進雄神社にはありました。
神社とはそういう場所なのかもしれませんね。
神玉のイベント自体は2022年8月より開始された、新しいものですが、これを機に進雄神社を深く知り、歴史を感じてみてはいかがでしょうか。
<終 ~【群馬】進雄神社「7つの神玉集め」特別な神玉の御朱印を頂きました!~>
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