【群馬】沼田公園は夫婦円満のパワースポット!彩り豊かな花と歴史を堪能しよう

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(※この記事は2023年11月6日に更新されました)

沼田公園に夫婦円満の秘訣があるらいいわ

な、なにそれ??
もしかして、真田信之と小松姫の事?

沼田公園は、別名を沼田城址公園といい、利根沼田の総鎮守とされている榛名神社との関りがとても深い場所です。

以前、榛名神社を訪れた際に、真田家にまつわる歴史を感じる事ができました。

そんな真田家との関りも深い沼田公園も訪れないわけにはいかない、そう思い沼田公園の記事を書くことにしました。

榛名神社の記事も読んでいただけると、より一層理解が深まるかもしれません。


今回の記事では、榛名神社と関りが深い真田家についても詳しく書いております!

桜の名所とされている沼田公園ですが、昔は真田氏が沼田城を治めていた場所でもあります。

関ケ原の戦いの後に真田信之は、榛名神社で真田家の存続を願い、社殿を改築し家紋の六文銭を御扉の上に描いたとされています。

真田信之にはどんな思いがあったのでしょうか…。

また、奉納された鐘楼はいずこに消えたのか…。

その辺りにも触れていこうと思います。

この記事を最後までお読みいただくと、榛名神社についての詳細が分かります!

  • 沼田公園の由来
  • 真田家の話
  • 沼田公園内の紹介
  • 案内、アクセス

YouTubeでも沼田公園の様子を載せています。

ぜひ、見に来てくださいね↓↓↓

目次

沼田公園の由来や見どころなど

こちらは日本の歴史公園100選に認定されている沼田氏の公園です。

もともと沼田城址として整備されていた事もあり、そのまま公園として無料で開放されています。

特に桜の名所となっており、4月上旬~中旬にかけて見頃となっています。

ソメイヨシノしだれ桜彼岸桜などを目にすることができます。

桜の期間中は桜まつりを行っており、夜桜のライトアップなども行っているようです。

ちなみに、私が訪れた時期は桜まつりが終わった後のとても暑い日に行ってます。

汗だくで、公園内を家族でのんびり回りました。

ぐるっと回って最後にとんでもないものを目にしています。

それも記事の中で紹介しようと思います。

おすすめのポイントは?

  • 鐘楼
  • 樹齢400年と言われる御殿桜

ぐるっと回って見ても、20分~30分ほどで1週見て回れる大きさですので、気軽に遊びにいけますね。

観光案内所では、沼田公園に由来する歴史や当時のものを拝見することができます。

ぜひ、立ち寄ってみてください。

真田家との関り

沼田城址は、天文元年(1532年)に3年を要し築城されました。

当時入城したのが真田昌幸。

後に天正18年(1590年)に昌幸の正妻が生んだ子である真田信之が城主となりました。

この真田氏の居城は91年間続くこととなります。

沼田城の最後は、天和元年(1681年)5代城主真田信利のとき、江戸幕府に没収され、幕府の命により破却され城址のみ残されました。

大正5年(1916年)、旧沼田藩士の子でsる久米民之介が城地が荒廃するのを惜しんで私財を投じて購入し整備していました。

大正15年(1926年)に沼田町に寄付されることになる。

沼田城にはこんな逸話

真田信之の正室「小松姫」の話です。

小松姫は徳川最強とされた猛将本田忠勝の娘である。強く美しい女性だったと伝わっているこの小松姫。

上田合戦の際に、真田家の実力を知った本田忠勝と徳川家康がその関係をつなぎ止めるために、

本田忠勝の娘の「小松姫」を家康の養女にして、真田信之に嫁がせました。

その後、石田三成が挙兵し、真田家は分裂。

真田昌幸と信繁は西軍に、小松姫の夫の真田信之は東軍につくことになる。

関ヶ原の戦いを前に、真田昌幸と信繁は沼田上に立ち寄ります。

最後に孫の顔を見に訪れたのか、占領するつもりだったのかは定かではありませんが

信之の留守中で小松姫には真田家分裂の情報は届いていなしと踏んだ2人でした。

そして沼田城開門を願い出ます。

それを断固として拒否したのが小松姫。

この城は城主(信之)守る城、城主の許しがない限り開門できませんときっぱり。

小松姫は、何かおかしいと感じとったといいます。

昌幸と信繁は、本田忠勝の娘をたたえ、戦国の世にふさわしき姫とほめあげる。

これで話は終わらず、小松姫は引き正覚寺で休んでいたところへ、自ら子供を連れて挨拶に参ったそうです。

実際には考えにくい内容ですが、小松姫の勝気な性格は真田信之の評価を上げることになったことは本当なのかもしれません。

沼田公園では、信之と小松姫の石像を見る事ができます。

この2人の石像のあるところは感慨深い気持ちになります。

なぜそのような気持ちになるのかは、この後に書いています。

沼田公園と榛名神社の関り

関ヶ原の戦いで、真田家は分裂し西軍と東軍に分かれ戦うことになります。

後に、どちらが勝っても真田家は後世に存続していく、という願いがあったのかもしれません。

関ヶ原の戦いは徳川家が勝利し信之は沼田城主を存続します。

昌幸と信繁は斬刑の危機に陥るが、信之は家康に「父を殺すのなら、まず私に切腹を命じてください」と懇願。

そのことがあり、昌幸と信繁は九度山へ流罪に処され命は取られることはなかった。

大阪の陣が起こると、信繁は九度山を脱出し再び戦場へと赴きます。

しかし、最後には安居神社の境内で徳川の刃にかかって落命することになる。

鐘楼はどこへ?

この鐘楼は1634年に真田信吉が作らせたもの。

真田信吉は信之の長男です。

この鐘楼は廃城した際に取り壊されたてしまうが、明治20年頃※梵鐘を借りて時を知らせる鐘とした。

※梵鐘とは、寺院のつりがねの事。

10年後、梵鐘を返し城鐘を懸け替え、戦争中も免れた鐘の音は市民に親しまれました。

その後撤去されることがあるが、市民の熱望で復元されることとなった。

総高114cm、厚さ6cm、口径67.6cmという大きさの鐘。

園内の様子

園内にある地図板

私が使用した駐車場は、上の地図を見ていただくと、ちょうど真ん中の上方にトイレと書いてある場所の近くの駐車場を利用しました。

よく見ると公園は左右に分かれており、真ん中に一本道が通っています。

こちらの道はとても狭い道ですが、車の通行もできますので安心してください。(人が突然出てきますので注意しましょう)

駐車場の詳細

  • 大型バス3台
  • 普通車53台

普通車の53台は余裕で停めれるかなと思っていましたが、ほぼ満車でした。

駐車場のすぐ近くには観光案内所があります。

観光案内所では、真田に関連するお土産や物産品などが販売されているほか、歴史の資料や重要な文化財なども見る事ができます。

中は少し狭く、ところ狭しと貴重な文化財を見る事ができました。

駐車場から公園入口の方へ向かうと案内板が確認できます。

左の鐘楼・御殿桜から反時計回りで公園を散歩居ていこうと思います。

新緑に囲まれる感じで、木々の間を進んできます。

途中には公園にまつわる歴史を立て看板を通してみる事ができます。

こちらの公園を散策するだけで、沼田の歴史を感じる事ができるようになっています。

画像に移っている小松姫や真田信之に関して、とても関りの深い場所になっているのがうかがえます。

また、榛名神社にも関りが深く、公園のすぐ近くにありますので、公園と一緒に歴史を感じてみてほしいです。

こちらは群馬県の重要文化財の指定を受けている鐘楼。

復元されたもので、城鐘は沼田市歴史資料館に展示されています。

桜まつりの時期にはライトアップされるそうです。

鐘楼の隣には花が公園をいろどっています。

季節ごとの花を楽しむことができます。

桜の時期はとても見ごたえがあり、約210本もの桜を見る事ができます。

桜の名所としても親しまれている場所です。

なかでも御殿桜は樹齢400年ともいわれる彼岸桜で沼田公園のシンボルとなっています。

今回の記事は夏に訪れたものですので、桜を見る事はできませんが、御殿桜が咲いた時の様子の写真を載せておきます。

御殿桜の場所は少し分かりにくい場所にあります。

西櫓台石垣は「右へ」を目印にして探してみてください

先へ進むと開けた広場のようなところにひっそりと天狗堂が建っています。

見逃しそうですが、こちらには日本一の大きさを誇る、手彫りの大天狗面が安置さてています。

確認する事が出来なかったので、沼田観光ホームぺージより写真を載せておきます。

沼田市観光HPより、https://www.numata-kankou.jp/activity/sight/tengudo/index.html

こちらは、利根沼田地区出身の戦没者が祀られている利根英霊殿です。

英霊殿のすぐ近くの真田信之と小松姫の像が花に囲まれて建っています。

二人の逸話は最初の方で紹介しましたが、深い絆で結ばれた真田信之と小松姫には夫婦円満のパワーが備わっていると話題になりました。

二人のような夫婦に石像にて写真を撮っていく方も多いとか。

ぜひ夫婦円満のパワースポットに触れてみてはいかがでしょうか。

公園を分断している車道を挟んで、反対側に旧生方家住宅があります。

こちらは、東日本で最も古い部類の町家造りの建築物として国の重要文化財にしていされています。

妻入・板葺の町家はその様式や技法は17世紀末頃に建築されたものと考えられているそうです。

ご覧になる方の為に見学のご案内を記しておきます。

生方記念資料館の見学のご案内

開館時間:午前9時~午後4時 ※最終入館時間午後3時30分

休館日:水曜日(水曜日が祝日の場合は木曜日)

祝日法による休日の翌日

年末年始(12月29~1月3日)

入館料:大人 110円(20名以上の団体料金60円)

中学生以下の方は無料

身体障害者手帳、療育手帳または精神障害者保険福祉手帳の交付を受けている方とその付き添いの方1名は無料。

電話:0278‐23‐4766

案内

所在地:群馬県沼田市西倉内町594

問い合わせ:沼田市観光協会

TEL:0278-25-8555

FAX:0278-25-8556

見学:24時間、無料

駐車場:正面 大型3台、普通53台

東 大型4台、普通25台

アクセス:バス JR沼田駅から約3分「テラスぬまた・市役所前」下車 徒歩10分


東 大型4台、普通25台

アクセス:バス JR沼田駅から約3分「テラスぬまた・市役所前」下車 徒歩10分

徒歩 JR沼田駅から約15分

     車 沼田インターチェンジ・昭和インターチェンジから約8分

沼田市観光協会ホームページ:https://www.numata-kankou.jp/activity/sight/numatakoen/

地図:

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