小児結核の対応、感染経路ではまず家族を疑い素早く対応を行いましょう

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(このページは2022年11月6日に更新されました)

結核って大人の病気じゃないの?

家族感染が多いみたいだけどどうなんだろう…

結核は症状がかなりすすまないと、分かりにくい病気です。

単に発熱だけだと結核かも?という考えには至らないでしょう。

この記事はそんな疑問を持つ方に向けて書いています。

最後までお読みいただくと、小児結核についてとても理解できる内容となっております。どうぞ最後までお付き合いください。

目次

どんな病気? 

mohamed HassanによるPixabayからの画像

結核の原因

結核は結核菌が原因の病気です。

結核患者のせきやくしゃみにより人の肺に入り込むことによって感染します。

結核菌が肺の中に入って増殖し、特に免疫機能が弱くなっている人の中で活発に増殖し発病してしまいます。

小児における結核はそのほとんどが初感染ののち発症に至る一次結核症と呼ばれるものです。

感染力

空気感染飛沫感染で感染する。

感染力は接触のあった結核患者の排菌状況や患者との接触の程度により、発病は個人の免疫力や抵抗力に影響を受けやすいため、一概には言えない。

小児は発病率が割と高め。

年間の発病児の割合は100人未満と少ない。

どんな症状?

  • 発熱
  • 元気がない様子
  • 呼吸困難
  • 治療の難しい肺炎になる事もある
  • 体重の増加と身体の成長が遅れることもある
  • 新生児の肝臓と脾臓が肥大することもある

治療は?

結核の発病を確認する方法は喀痰検査といって痰をを調べる検査をします。

抗結核剤を約6ヶ月間服用し、結核の発症を予防する治療が行われます。

約6カ月~1年程度で完治する。

対策

一般のマスクでは結核細菌は防げません。結核菌はマスクを通り抜けるほど小さいです。

マスクをするのであれば、N95マスクのみです。

しかし、このマスクで対応するのは、ほぼ医療現場の職員くらいです。

心配なら、大人からの感染を考えて病院で検査を受けたりしましょう。

最後に

とにかく家族感染が多い病気なので、家族に微熱やせきが続いている人がいないかどうかなどをよく調べたほうがいいですね。

小児感染者は減ってはいるものの、感染したら長期の治療が必要になり負担が大きいので、疑われるときは放っておかないで速やかに対応しましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

<終 ~小児結核の対応、感染経路ではまず家族を疑い素早く対応を行いましょう~

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