(※このページは2022年10月25日に更新されました)

また、職場選び失敗しました!



合わないところは苦痛ですよね…
そんな方に必見です!
この記事は次の事について書いてます。
- 「職場選びを失敗したくない!」
- 「職場は働いてみないと実情が分からないよねぇ」
- 「老人施設って何基準で選ぶの?」


そんな悩みを持った方へ向けて書いています。
仕事選びは誰でも失敗したくないものです。
ですが、入職してからでないと分からないことがたくさんありますよね。
そんな、分からない事がちょっとしたコツで分かってしますとしたら、
知りたくはないですか?
この記事はそのコツを紹介したいと思います!


こんな記事もあります
はじめに


私は工業系大学卒業後に建設業界にて施工管理や営業など10年経験した後、転職しサービス業に従事する中で人との繋がりを感じる仕事がしたくて介護業界に転職し10年以上経ちました。
「皆さんは介護業界で働くうえでの情報を何かで調べたことはありますか?」
なんだか良いことばかり書いてある気はしませんか?
または、気にならずに読んでしまっていませんか?
なぜそのような事が起きるのでしょうか?
それは、次の理由の為です。
- 介護を勉強する人が「人の役に立ちたい!」という思いが強いため。
- 良き心を持った人が来てほしいという願いが込められている。
- そもそも介護っていうイメージがあまりよくないから。
この理由のために職場の実情が明らかになっていない事が多いのです。
詳しく書きますと、


職場環境はとても悪く人材の管理も伴わっていない、いわば土台が作れていないのに、ほしい人材には過度の要求があるという事です。
視点を変えて、この状況と介護福祉士の不足を国はどのように捉えているのでしょうか?
国は介護福祉士をしっかりと勉強してもらい、その逸材を増やそうと税金を投入し支援してますよね。
なぜなら、この後の介護福祉士不足はとても深刻な状況だからです。
しかも、連日TVでもやっていますが、介護職員による不祥事が後を絶たないからです。
厚生労働省公式ホームページより引用
老人介護施設の選び方のコツ


介護の中でも老人施設で働く事のメリットはなんだと思いますか?
- 給料を出来るだけもらいたい
- たくさんの先輩方が指導してくれる
簡単に思付くことと言えばこういう事でしょう。
私が付け加えるならば、次の5つにも注意すれば完璧です。


- 施設の母体の大きさ
- 長く働いている人の割合
- 女性と男性の比率
- 非正規雇用者とEPAについて
- 従来型とユニット型
施設の母体の大きさを気にした方がいい
法人が大きいほど施設や病院など多く所有しています。
福利厚生の面でよさそうだが、働き始めとしては利点をなかなか感じられない。
また中間管理職が機能しにくく行き届いていない方針に嫌になる事もあります。
働いている職員が長く働いている方がよいのか
決して良い事ばかりではありません。
長く働いている=古い体質が蔓延している。
勉強してきた新人と昔に介護福祉士を取得した情報がアップデートできていない職員と非常に格差が生まれます。
ちなみにハローワークに登録し、仕事検索した場合に働いている方の継続年数の情報を取得できます。
女性の活躍できる職場だが、男性の割合も考慮すべき
介護職員の主体は女性です。
ですが男性がいる事で良いところや悪いところを補い合う傾向にあります。
特に悪口や嫌がらせ行為などに対して男性はあっさりとしており、公平に見る人が多い印象です。
必ずではありませんので注意してください。
非正規雇用者の人数、EPAの取り組み状況を確認する
正規雇用者や日本人労働者に対しては責任の所在がはっきりします。
パートや登録が多い場合には責任転嫁が非常に多くみられるでしょう。
EPAの方は日本に勉強をしに来ていますのでしっかりと働きます。
しかし、日本語が流暢に話せる人はほとんどおらず、コミュニケーションにすらならない人が多いのも事実です。
文化の違いも相まってなかなか円滑に事が運ばないことも多いでしょう。
EPA(経済連携協定を結んでいる国:フィリピン・インドネシア・ベトナムの方)
従来型がいいのか?ユニット型がいいのか?
どちらともいえないが、はっきり言って仕事の進め方は全然違うと思った方が良い。下の方で解説します。
長く働きたいと考えるのなら少しでも多くの情報を得ていた方が無難でしょう。
働いてから考える!というのもありますが、「最初が肝心」というのが本当に当てはまる事例が多いのも事実です。
施設母体の大きさ


母体が大きいとは、すなわち法人が手広くやっているってことですね。
医療法人なら医療的なサポートが充実しています。
社会福祉法人では、主となる社会福祉事業に支障が出なければ、必要に応じて収益事業を行うことが許されています。
また福利厚生が充実しているなどの利点があります。
大きいという事は経営の細部にまで目が行き届いていないことが多く、中間管理職が機能しにくい状況が生まれ末端の職員の扱いはとてもよくない事が多いです。
法人としてよく謳っている事!
- 内部研修や外部研修を頻繁に行ってます!
-
研修を行っていないよりはマシという程度です。
内部研修は行う義務が施設にはあります。また職員のスキル向上というより職員の弱体化を食い止めたい。
知らなさすぎる職員が多すぎる!このままでは事故が起きてしまう!などの対策も兼ねている。
- 資格を取る為にフォローしますよ。
-
実績を作りたいという思惑がそこにあります。
宣伝も兼ねています。
そして加算を含んでいます。
また人員配置基準満たす為や長く在籍してもらう為の策。
法人が大きいと法人内での試験対策などを独自で行う。


自分のやりたい事や利点などしっかり照らし合わせてから考えましょう。
長く働いている人の割合


失業した場合、ハローワークに登録をし仕事の検索で細部まで公表した求人票を取得できます。
そちらで働いている職員の年数割合も確認できるはずです。
10年以上在籍している職員の多い職場は要注意です。介護を学んできた初心者と古い職員との間に大きな格差が生まれる事は避けられません。
なぜそうなるのか?
以前の介護スキルと最新の介護スキルではとても開きがある為です。
最近介護を学んで来た方は「初任者研修取得者」が多いでしょう。
以前のヘルパー2級より学ぶ範囲を広くしたのが初任者研修なのですが、この学んだ内容から比べて、10年以上在籍者はかなり昔の内容で学んできているはずです。
勉強している方ならわかると思いますが、介護のスタイルは数年で大きく変化をしています。
そこが、衝突の原因になるのです。


介護スタイルでの衝突は必ず起こります。正しい知識と信念をしっかりと持つ事で理解を得られるようになります。
女性と男性の比率


介護は女性が主体になっている所がほとんどですが、男性の割合もだいぶ増えてきていますね。
異性間の偏りが大きいと、悪口や嫌がらせ、プライドが高く引かない、仕事を押し付ける、嫌な事はやらないといった事が往々にして見られてきます。
女性はグループを組みまわりを意識しますが、男性はあまりグループを好まない人が多く無関心な事が多いです。
女性と男性の良いところと悪いところを監視しあっていく事で統制が取れていけると感じます。
私個人の独断と偏見がありますので、ご容赦ください。
非正規雇用者とEPAについて


職場での人員が足りない!
介護職員不足は以前から言われています。なぜ人で不足なのか?
単純に給料体型や仕事内容に魅力を感じないという理由で人が集まらない。というのもあるでしょう。
女性が主体となる職場というのは先にも述べましたがその事も関係してきます。
正規雇用者の女性が出産すると1年間フルで育児休業を取ったり、フルタイムは難しいのでパートや変則日勤に変更になります。
業務の最低人数の中に変則勤務者が1人としてカウントしてしまうのと、夜勤業務が出来る人員を確保するのが大変になるというのがあります。
それが悪いというのではなく、そういった事に対応する体制が整っていない施設が多いという事です。
パートや登録、EPA投入が増えるとそれだけ業務が圧迫しているという事もありえるという事です。


職場がどのような体制をとっているのかを把握する手段の1つとして考えてください。
従来型とユニット型
業務の違いは…
従来型は大人数のご利用者を複数人の職員で見ています。
そしてユニットは各セクションに10~12人のユニットを少人数で管理しています。
夜勤は…
25人のご利用者に対して介護職員が1名配置する事が義務になっているので、従来型は2名で行う。
ユニットは2ユニットを1名で行うという感じになります。
仕事の取り組みは…
従来型は職員の数が多い代わりに仕事に手を抜く職員が必ずいます。
また、自身で行った失敗では無い事にも責任を持たなければなりません。
責任追及をするところもあります。対してユニットは1人で業務を行う為1日の業務の予定が組みやすいが、何かあった場合責任が重くのしかかります。


自己の取り組み方で判断した方が良いです。ご利用者の対応は少なくともストレスを感じるものです。極力職員間でのストレスはかけないようにしたいですね。
おわりに


仕事選びはどの仕事でも難しく悩ましいものですよね。
現在の日本では、給料の交渉を行えるのは最初だけです。入職後はとても少ないベースアップや役職手当を期待するのみです。
求職中は早く仕事に就くように様々なところから急かされる事が多いと思いませんか。
仕事をしっかりと吟味して探すというよりかは、早く決まってよかったねという言葉の方が美徳としているような気がします。
働くのは他の誰でもない自分なので、よく考えてより多くの情報を取得して良い職場を探しましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
<終 ~【介護施設】合わない職場とはおさらば!選ぶ時に押さえたい5つの事!~>
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