(※このページは2022年10月25日に更新されました)
くしゅん!くしゅん!
あー辛い…
ど、どうしたの?
もしかして風邪ひいた?
鼻炎のつらさは当事者でないと分かりません…
この記事は次の悩みを持った方へ向けて書いています。
- 「鼻炎がヒドイ!諦めるしかないの?」
- 「アレルギー性鼻炎の対策が知りたい」
筆者は小さい頃からアレルギー性の鼻炎が始まり、
現在のおじさんと呼ばれるこの歳まで、何十年とアレルギー性鼻炎と戦ってきました。
この記事を載せる事でアレルギー性鼻炎で悩んでいる方を助けたいと思います
まずは鼻炎を知ろう!
鼻炎になるタイミングは?
- 1年通して鼻炎です!
- ある時期が来るとなります!
大体の鼻炎はこの2種類のうちのどちらかになるでしょう。
1年通して鼻炎です!の方
通年性アレルギー性鼻炎です!
大半がハウスダストによるものです。私はコレです。鼻炎が落ち着くことのないとても嫌なタイプの鼻炎。
ある時期が来るとなります!の方
季節性アレルギー鼻炎です!
季節的な物が原因です。主に花粉です。春先に症状が悪化傾向。
鼻炎常連の方は、そんな事知ってるよ!と大きな声で言いたくなるくらい、つらい戦いを強いられてきたはずです。
とりあえず基本的に2種類に分けられるという事だけとりあえず押さえておいてください。
それにより対応も変わってきます。
アレルギー性鼻炎
結局のところ花粉にしろハウスダストにしろ、アレルギー反応が原因の鼻炎です。
家のホコリ(ハウスダスト)やダニ、花粉などが呼吸により鼻の中に入ったときにこれらに対する抗体が反応することで起こる強烈な拒絶反応です。
人により反応の違いが大きく出るのです。
ほんとにつらい!!
そんな中、周りでホコリを立てる事に抵抗感のない人がたまにいるんです。
学校、職場、どこかの施設、お掃除の人、お家。
ほんとに勘弁して!お願いだからほこりを立てるのはやめてください!心の中で叫びます。
なぜ直接言わないのか?
ホコリを立てないでお掃除できますか?と言われればそれは無理でしょうから。
それに対して誇りを捨てて言えるものなら、色々なところで言ってます!
対策
もう無理なのか…目がかゆい、鼻がかゆい、鼻水の量が大変、くしゃみ連発、鼻かみすぎて痛い
イライラもしてきちゃうし…。悩ましい。
そもそもの鼻炎とは、
鼻腔の粘膜に炎症を起こして腫れた状態の事です。
鼻腔内の腫れにより鼻の中が腫れにより圧迫し狭くなり鼻づまりを起こします。
決して鼻水が多く出るから鼻が詰まるという訳ではありません。
鼻水がたくさん出るのはアレルギー成分を外に出したいからです。まぁ結局出ないんですけどね。
延々とくしゃみや鼻水で出そうとし続けます。
鼻水はいったいどこから出てくるんだ!と、怒りたくなるくらい出ますよね。水っぽいし…
そういった鼻水が副鼻腔というところに溜まっていくと今度は副鼻腔炎が起こり、黄色い鼻水になり、嫌なにおいがしたり、頭痛がしたりと二次被害が出てきます。
ではどうしたらいいんだ…
少なくとも傾向と対策を講じる事が出来ます!
実は鼻炎が起こる場面で抑える秘訣が存在するんです。
次の項目で対策を状況ごとに確認していきましょう。
ハウスダスト対策
とにかく換気をしましょう。
空気中のハウスダストは人の移動で長時間漂っています。
外出して帰ってきた時も床のホコリが再び舞う事でそれを吸ってしまいます。
外出先での鼻炎対策
冬場は乾燥を防ぐためにマスクをしましょう。
タバコの煙のある環境はアレルギー性鼻炎を悪化させてしまいますので気を付けましょう。
運動不足や睡眠不足に注意
免疫力低下により鼻炎になったり悪化したりします。
夜勤の仕事が多い方は注意が必要です。
毎日適度に体を動かすようにしましょう。
アルコール
症状を悪化させてしまいます。鼻炎がつらい時はアルコールを控えましょう。
雨の日の対策
雨の日に鼻炎って起こりやすいの?
はい、湿気によりカビが繁殖するんです。このカビを吸い込む事で鼻炎が誘発されるんです。
特に洗濯などで部屋に干す方もいるでしょう。そうするとかなりの湿気を伴いカビが発生してしまいます。
部屋干しのカビ対策をしっかりと行う事で鼻炎を防いでいきましょう
- 除菌効果のある洗濯洗剤や漂白剤で洗濯する
- 洗濯洗剤や柔軟剤裏面に書いてある決まった量以上に入れない
- お風呂などの残り湯を使って洗濯しない
- 洗濯後は洗濯機に入れっぱなしにしないですぐに干す
- 洗濯物をいっぺんに洗う為にため込んだりしない
なるべく生活メインの部屋と部屋干しをする部屋を同じにしない方がカビを吸い込まなくていい。
季節の変わり目の対策
季節性の鼻炎をは花粉が原因でアレルギー反応が出ます。特に春と秋の季節の代わり目に症状が悪化する傾向にあります。
気を付ける事として以下の3点に気を付けましょう。
- 生活習慣…うがい手洗い、掃除、室温、湿度の調整
- 食生活…アレルギー体質を促進させる食事に気を付ける
- 着用するもの…マスク、帽子、メガネ、帰宅後の衣類はしっかりと払い花粉を持ち込まない
寒暖差アレルギー
寒暖差アレルギーというのを聞いたことはありますか?
正確にはそのようなアレルギーの分類はありません。ですが、鼻炎と同じ症状が出るのはなぜでしょう?
それは、寒暖差により自律神経のバランスが崩れるために起こる「血管運動性鼻炎」です。
私はこの血管運動性鼻炎も持ち合わせていますので、通年性アレルギー性鼻炎と相まって1年中鼻炎の症状が出てしまうのです。ツライ!
鼻炎の弊害
鼻炎だけでもとてもツラいのですが、鼻炎が長引くと次のような弊害が待ち受けています。
- 集中力の低下
- ストレス
- 鼻のかみすぎによる頭に血が上ってしまう。
- 鼻づまりにより口呼吸をしなければならず、息苦しい。
- 口呼吸をする事で細菌を体内に取り込んでしまう。
鼻炎の弊害は日常生活の基礎的な事でさえ困難になります。
しかし、同じ鼻炎を経験している人でないと、鼻炎でツラそうにしていても理解が得られず、そのストレスにより鼻炎が悪化してしまうという悪循環が起こりかねないのです。
鼻炎の症状の把握
鼻炎についての理解はなんとなく分かってもらえたでしょうか?
まずは、ご自分の鼻炎の症状がどのように現れているかを把握したうえで、その対策を考えましょう。
市販薬に頼ったり、病院にかかるのはその状態や症状の重さを考慮して考えていきましょう。
例え、薬でアレルギー症状が一時抑えられたとしても、自分を取り巻く環境が鼻炎にとって良くないものだとしたらすぐに悪い状態に逆戻りしてしまうので要注意です。
市販薬について
私は正直、病院にかかるのが嫌いです。
病院にかかればお医者さんが適切な診断し最適な薬を処方をしてくれるでしょう。
ですが嫌いです。
そういう方は結構いるんじゃないですかね、ご高齢の方とかに。(勝手に言ってますけど)
症状が一時又は軽い時には、市販薬もいいと思います。
私の場合は、まず市販薬!という考えなので、様々な市販薬を試しています。
人それぞれに効果の現れ方が違うので一概にこれが良いとは言えませんが紹介していきます。
薬の成分は分からないので知りたい時はドラッグストアの薬剤師さんに聞いてみましょう。
アレルギーを抑える飲み薬
まず、おすすめはアレジオンとアレグラです。テレビのCMで同じみですよね。どちらも1日2回朝夕に飲むタイプで錠剤です。1日1回だと1日分の効き目はあるのだろうか?と疑問に感じていまい、1日3回だと仕事をしている時に飲み忘れてしまう事があったので1日2回で選びました。どちらも眠くならない成分が入っていますので運転にも安心です。正直私の体質にはアレグラは最初はすごくよく効きましたが徐々に効かなくなってきたように思えたのでアレジオンに変更しました。病院にかからない時にはこちらを購入しています。
即効性を期待してカプセルを持参して夜勤の仕事をしていた時期がありました。その時に買っていたのがこちらです。持続性鼻炎薬と書いてありますが私は即効性に期待して飲んでました。得意に夜勤の朝方にアレルギー症状が強く出ていたので、早めに飲んで対応していました。
点鼻薬
私の場合、点鼻薬はパブロン一択でした。なぜならステロイド配合だったためです。ステロイドが入っている物は抗炎症効果が高いという話を聞いていたため購入しました。鼻炎による炎症が強いと、ちょっと鼻が何かに触れただけで、とても不快になります。点鼻薬のような直接噴射するタイプの物は、本当なら使いたくないところなんですが、こちらは使ってみて嫌な感じはなかったので長く使用していました。
副鼻腔炎には
副鼻腔炎にはこちらのちくのう症たいおうの薬を使用していました。他の薬飲んだことがないので比べる事はしていないです。ただ、よく効くのでおすすめです。正露丸のような感じの錠剤です。飲み始めると、じわーっと副鼻腔に溜まった嫌なにおいが続きますが、すぐに良くなりました。
鼻うがい
鼻うがい用に購入しました。鼻うがい専用の液体の入ったボトルを直接鼻に当てて鼻うがいする物も売っていたのですが、鼻が痛かった!という口コミをみて躊躇しました。そんな時にこれを知りました。かなり昔からあるもので生理食塩水でうがいをすると全然痛くなく洗浄が出来るという事でした。ただし生理食塩水は処方箋扱いになりドラッグストアでの購入ができなくなったので注意して下さい。全く同じ成分でコンタクトレンズ用 精製水というのがありますが、自己責任でお願いします。ともかく、自分でゆっくりとポンプを押すことで微妙な調整ができ鼻の洗浄が出来るのでとてもいいです。
最後に
アレルギーの根本をなくすことは無理です。症状を和らげる事しかできません。
対策は出来るものの、生活に制限がかかってしまうのは避けられないのです。
私の場合、朝おきてから鼻の通りが良いというだけでとてもいい気分になりますし、やる気も出てきます。
つまりアレルギーとどうに向き合うかが大切で、対応次第では生活がとても楽しくなるはずです。
鼻炎に左右される人生より、鼻炎をコントロールしてよりよい生活を手に入れていきましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
<終 ~アレルギー性鼻炎のヒドイ時期、徹底的に対策するための方法~>
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